アステリズム

少しだけ進めて、名月が主人公にアタック宣言したところまで。
えっと・・・もしキッチリと練った上での設定があるなら、相当複雑な事になってる気がします。
まず、99年の博士が主人公の事を知っている理由。
96年の震災当時に会っているからという事みたいですけど、これは主人公が99年から96年に飛んだと言うことで説明が付くかもしれませんけど。
主人公が99年に飛んで博士と会った時、博士は99年の主人公とは会って無い口ぶりだったんですよね。
ようは、99年の博士が最初に主人公と出合ったのは96年と言うことで。
となると、99年に行かずに96年に行った主人公が居たのか。
もしくは、博士自身が未来から過去に飛んだ存在なのか。
それなら投資家として大儲けしてるって理由にもなりますし。
その上で・・・何故教授は過去に飛び博士になったのか。
最初、教授(ビビの父親)と博士は別人物かと思ってましたけど、喫茶店での話を考えると同一人物ですよね。
そうなると、同じ時間軸に同じ人間が二人存在しているわけで・・・
正直わけが分からなくなる^^;
んで、名月については・・・
99年にお兄ちゃんと再会してしまった時点で現在の名月とは別人物になるはずですよね。
現在の名月は96年の約束があったからこそ現在まで独身だったのですから・・・
99年に再会を果たして約束も果たされたなら、その後に主人公が居なくなってら他の誰かを好きになる可能性もあるわけで。
・・・・・高島先生ルートになる可能性がっ!!!
・・・全く無いから高島先生なのですが(笑
つーか、99年で名月を助けるって時点で主人公が居た現在にはなりえない可能性がかなり高いと思うのですけどね^^;
だって、主人公が名月を姉と呼ぶようになったのは99年に名月が怪我をしたからですし。
その結果として、姉を守りたいからと主人公が体を鍛えるようになったのですから。
正直、この先どう展開するのか不安で仕方ありません^^;


追記
3章開始しました。
で、回想シーンから始まるのですけど・・・保志が主人公をSF研に誘っているところまで見て。
何となく話が繋がってきました。
1章2章の主人公と3章開始時の回想に出てくる主人公、別物なのですね。
というか・・・3章はパラレルワールドの話っぽい。
震災で家族を亡くした後、狂ったようにタイムマシンを作ろうとしているマッドサイエンティスト
これ、バッチ来い教授(マテ)ですよね。
で・・・3章の主人公と教授は1996年に飛んで。
1996年で主人公は名月と会って。
・・・いや、それだと1996年の主人公が病気になっていた(?)部分でおかしくなるから・・・
・・・先に1999年で名月を助けて変わりに怪我をしたのなら、名月が死ぬのはおかしいですし・・・
・・・うん、分からん(笑
とりあえず、博士についての謎はある程度分かったのかも。
バッチ教授は家族を助けるために主人公と一緒に96年に飛んで、主人公のおかげで家族を助けられて。
だから、違うパラレルワールドからやってくる主人公を助けて。
・・・結局、1章2章の主人公も、元居た現実では何も変わらないと言うことなのでしょうかね。
主人公が未来を変えられたのなら、教授も未来を変えられていなければ辻褄合いませんし。
そんな感じでバッドエンドな予感しかしませんが、このままプレイしてみます。


追記
3章、本編まで進めました。
・・・うん、これ、ハッピーエンドは存在しない^^;
1章・2章の主人公も、3章の主人公も、結局は姉さんを失ったまま^^;
ハッピーエンドを迎えられるのは99年に戻ることによって派生した世界で生きる白雲って事ですね。
それにしても・・・ややこしい^^;
これ、始まりは3章の主人公からみたいですね。
3章・・・教授の奥さんと娘(ビビ)は震災で亡くなっていて、姉さんも99年の怪我が原因で亡くなって。
1回目の過去への移動、99年への移動で姉さんを助けたことによって姉さんが死なない世界が分岐して。
その後の96年への移動で教授の奥さんとビビは死なない(姉さんは死ぬ)世界が分岐して、そこでの白雲が1章・2章の主人公になるって事ですね。
・・・最初に96年に戻って教授の奥さんたちを守った後にそのまま残って99年で姉さんを守って残り続けるのが一番良い終わり方だと思う^^;
そんな感じ。
・・・なんかちょっぴり鬱入ってますけど、とりあえずクリアしてみます。


追記
クリアしました。
面白いかつまらないかで言えば間違いなく面白く。
良作か駄作かといわれれば間違いなく良作で。
けど・・・もやもや感が残るゲームでした。
理由の一つとしては、主人公とキュウリ(マテ)の関係。
96年に赤子だった主人公を捨てたのってキュウリですよね?
それを匂わせるようなテキストはなかった・・・むしろ”名月より年上で自分より年下”との否定するようなテキストはありましたけど、CGはキュウリにそっくりでしたし。
意味が無いのなら、捨てられるシーンまでわざわざ描く必要は無いですし。
で、99年で、主人公と子供の頃の白雲が似ていて(当然)、白雲とキュウリが似て居ると言うテキストがありましたし。
これ、意図して書かれてますよね。
それなのに未回収のまま終わらせるのは・・・ちょっと消化不良かなぁ、と。
で、次の理由は・・・主人公の融合をもってハッピーエンドとしたこと。
融合については3章で伏線張られてたから問題ないのですけど、名月が生きている世界だからハッピーエンドであるとしたことに納得行かない感じでしょうか。
だって、1章2章の主人公が助けたいと思った名月は死んだまま、違う世界の名月と生きるってだけですからね。
まぁ、これがハッピーエンドであるとはメーカ側も考えていないようでしたけどね(笑
で、最後は・・・3章の主人公が余りにも不遇であると言うこと。
と言うか、3章の主人公の最期が一番納得できる終わり方であるということ。
名月を助けるために99年に飛んで、名月を助ける代わりに自分が病になって。
現代に戻ったらその世界の白雲が存在していて、その白雲に名月を託して自分は博士を助けるために96年に飛んで。
その世界の名月、博士の奥さんを守って、博士を助けて、最期は姉さんを想いながら津波に飲まれて。
お世辞にもハッピーエンドとは言えない内容でしたけど、一番納得できる終わり方でした。
って言うか、3章の主人公に比べると1章・2章の主人公が色あせて見えました^^;
けどまぁ、かなり満足できる内容になってました。
私が色々書くのって満足できたゲームだけですからね^^;
正直、このメーカさんはロマンチカがイマイチで、その後にシュガスパ2を出したことでもうダメかも、って思いましたけど。
アステリズムをプレイした限り、まだ大丈夫そうですね。
そんな感じ。
何はともあれ、十二分に楽しめたアステリズムでした。
・・・けどやっぱり、ご都合主義でも良いから、その世界に生きていた姉さんが生き返るって設定にして欲しかったなぁTT