おとボク2 薫子→雅楽乃→淡雪→ケイリ

なんだろう・・・「二人のモルダー」がようやく頭から抜けたと思ったら今度は青い顔の人で「二人のデスラー」にorz
そんなどーでも良いことはさておき。
薫子→雅楽乃→淡雪→ケイリ
とクリアしました。
んで、改行。






























































雰囲気はおとボク1のまま、でもシナリオもキャラも1に劣ってる、って感じです。
個別ルートに入る前の共通部、1と殆ど同じ。
学校水泳の時、幽霊が乗り移って女体化するのも同じですし。
薫子ルートのバレンタインイベントも1と殆ど同じですし。
つまらなかったかと言われれば、元々雰囲気を楽しむゲームなのでつまらなくは無かったですけど。
ここまで1とネタ&展開が被っていると、手抜きをされているようで納得は出来ませんでした。
個別ルートの質も、1と比べれば落ちていると思いますし。
1も、話として面白いかと言われれば、正直それほど面白い内容ってわけではありませんでしたけど。
それでも、ルートのヒロインの心情とかは丁寧に描かれていたので、私は結構好きでした。
でも、2の方は・・・話の面白さもキャラの描きこみも、正直満足できるものではありませんでした。
雅楽乃と淡雪のシナリオなんて、大筋では一緒ですし。
男であるとバレた後の展開も、似たような展開であった1の由佳里ルートに比べると、ヒロインズの心情も主人公の心情も描き込み不足ですし。
つーかどちらも「男も女も関係なく、好きになったのは千早という人間だから」って理由でほぼスルー状態でしたし。
1の由佳里ルートも結局は同じ理由で落としますけど、由佳里の悩みも瑞穂の悩みもキッチリと描いた上での事でしたからね。
んで、薫子ルート。
雅楽乃と淡雪の話に比べればキッチリと描かれてはいましたけど、面白かったかについては微妙^^;
むしろ山場より、家業絡みでの後輩が転校するまでのやり取りの方が面白かったと思います。
で・・・ニコラス。
・・・誰だorz
や、頭の中で
ケイリ→ケイジ→ニコラス
みたいな謎変換が掛かってるので、何も考えないとついニコラスと打ってしまうorz
んで、ケイリルート。
ケイリについては・・・不思議ちゃん過ぎてついていけません(笑
内容についても、亡国のお姫様だの暗殺だの、おとボクである必要の無い内容ですし。
そんな感じ。
ここまでやった限りで、総合的な感想を言うなら。
おとボク1での面白さ、雰囲気と言う意味では残されていると思いますけど、個別ルートでの、主人公が男であるという面白さは無くなってしまっているなぁ、と。
上で書いたとおり、アッサリと「人間である千早を好きになった」で終わってしまうと、女装した男を主人公にする必要なんてありませんし。
んで、主人公。
1の瑞穂は少しずつ変わっていく様が描かれていて、それも面白さの一つであったんですけど。
2の千早は・・・ぶっちゃけ、最初から最後まで完璧なお姉さまでしたから。
容姿端麗、成績優秀、(格闘も含めた)スポーツ万能、華道も出来ればピアノも弾ける。
スペック的には瑞穂も同じだった気がしますけど、千早はその上料理も出来ましたし(笑
何より、最初から最後まで、冷静で優しいお姉さまでしたからね。
途中で何度か「最近優しくなった」とか、主人公が変わってきている事を表すテキストは出てきましたけど、最近と昔の違いが正直分かりませんでした。
とまぁ、そんなわけで。
正直、1と比べると劣っていると思わずには居られない2でした。
や、それでも雰囲気は1と同じく楽しめますし。
1と同じく、黄色い悲鳴のシーンもニヤニヤできますし(マテ
十分に楽しめてはいるのですけどねw