Bullet Butlers

放置していたのを思い出して、プレイ再開してみました。
順番は・・・
ヴァレリア→ガラ(雪)→セルマ
多分、この順でしかクリアできないかと。
んで、感想は・・・好みの問題になりますが、私としては「あやかしびと」の方が面白かったかなぁ、と。
キャラは、あやかしびとも弾丸執事も十二分に魅力的に描かれてます。
ただ、あやかしびとに出てくるキャラ達の底抜けに「良い人」な方が、私としては好きでした。
人妖に家族を殺され人妖を憎んでいて、それでも双七達を受け入れたおっちゃん。
肉じゃがを食べたことが無いという双七に「全部喰え!」と言ったちっこい先輩(笑
それ以外のサブキャラ達も、それぞれに良いシーンがあって好きでした。
ただ、これはあくまで好みの問題で、格好良いキャラが好きという人ならば、弾丸執事の方が楽しめると思います。
で、シナリオに関しては・・・これもやはり好みの問題で、あやかしびとの方が良かったかなぁ、と。
ヒロインメイン(ラストのTrueでは双七)であったあやかしびとと、ヒロインだけではなく敵のことも描いた弾丸執事。
ヴァレリアルートではギュスターヴ。
雪(ガラ)ルートではレイス。
エルマルートではシドとアルフレッド。
描くキャラが多くなることでヒロインの描き込みが少し少ないかな、と感じてしまいました。
もっとも、その辺の転がってるエロゲに比べたら、十二分に描き込まれていましたけどね。
んで、弾丸執事をやってて一番思ったことは・・・
相変わらず凄いテキストを書くなぁ、と。
なんて言えば良いのでしょう。
文章を書くための技術、技法を理解した上で書いていると言えば良いのでしょうか。
例えば・・・リックがベイルを使って記憶を喰われていくシーン。


失う。
失う。
ポロポロポロポロと、大切なものを失って行く。
・・・
・・・
ガリガリガリガリ
頭を消しゴムで擦られていく。
頭の中に蟲がいて、脳を貪り食われていく。


このシーン一つでも、考えて描かれてるなぁ、と思ってしまいます。
何も考えずに書くと、適当に「あーーーっ」とか叫ばせて”記憶が消えていく”って一文入れて終わらせてしまいますからね。
とまぁ、そんなわけで。
予想していた通り、かなり楽しめた弾丸執事でした。
それにしても、このゲームって男性声優陣が豪華ですよね(笑
デモベの九郎も出てましたし。
ガラの人なんて・・・ねぇ(笑