朝の苦行、終了。

本日にてNHKTV小説、「どっとはらい。良いから終われ」(違)が終了しました。
もうね・・・ホント、うんざりでした^^;
ご都合主義の嵐ですよ^^;
何かあると、やれ座敷童だ、不思議な魅力だ、ステキな笑顔だ、で。
私にはこれのヒロインは頭の弱い女にしか思えませんでした(笑
なんていうか・・・やりたい放題?
序盤、お客の子供を殺しかけ、その子の母親に訴訟を起こされかけ。
それを止めさせるために自宅に押しかけ&母親が居ない時に、子供に言って家の中に平然と入り込み(笑
不思議な魅力&ステキな笑顔で身見事解決(笑
中盤、南部鉄器を売って貰うために職人の家の前に座り込み。
今度は座敷童で見事解決(笑
同じく中盤、旅館の息子との婚約は解消したにもかかわらず「女将修行させろ」と乗り込み(笑
何故、旅館と関係のない人間を女将にしなければならないのか、とのツッコミは誰からも入らない(笑
この旅館にしろ、凄い旅館ですし。
頻繁に従業員が足りなくなったり、全員が一同に会してノンビリしてたり。
一番凄いのは、あるお客がメニューと違う料理を食べているのを見て、他のお客が自分も違うものが食べたいといったら。
「うちは伝統と格式のある旅館だからうんたらかんたらでおもてなしの心がどうたらこうたら」
とか言い出すし。
アレですか。
「うちは高級旅館ですからうだうだ言わんとこっちの言うこと聞いとけ」
ってことですかそーですか、って感じでした(笑
その後も「老舗」だの「伝統と格式」だの「おもてなしの心」という単語を連呼してましたが。
特に「おもてなしの心」なんて、毎週1〜複数回出てきてましたが。
正直、もしもこんな旅館があったとしても、私なら泊まりたくない(笑
「うちは伝統と格式のある老舗旅館だ」なんて客に平然と言う阿呆が女将やってる旅館になんて絶対に泊まりたくない(笑
「うちって金持ちで庭にはプールがあるんだー」
なんて自慢げに言い出すような阿呆を友達にしたくないのと一緒ですね(笑
んで・・・圧巻だったのが終盤でした(笑
コナン(笑)が自称経営コンサルタントに、何の疑いもなく旅館の株(全体の50%)を譲って旅館乗っ取りの危機(笑
そんな時なのに従業員、待遇に不満があると言ってこぞって辞めていって(笑
もう、何処から突っ込めば良いのか分かりませんでした(笑
ついでに、「やっぱりこの旅館が好きなんです」とか言って戻ってきた従業員達を笑顔で迎える経営者一族はホンマモンの 馬 鹿 にしか見えませんでした(笑
足りないのは人望だけではなく脳みそもだったか、って感じです(笑
あ、ついでに言うなら、乗っ取りに関してはいつもどおり、ステキな魅力と不思議な笑顔・・・逆か(笑
まぁ、ぶっちゃけ電波使って乗り切ってましたいつも通り。
そんな感じで、不幸にも最近は出張とかなくてほぼ全部見てしまったのですけど。
ホント、説得力と脳みそが足りないストーリーでした(笑
私はエロゲにしろ漫画にしろ小説にしろ、物語は登場人物が動くことで進むものだと考えているのですけど。
その観点から言えば、言わなくても分かると思いますけど最低の話でした(笑
まず話の大筋があって、その展開に持っていくために無理やり登場人物(パーツ)をはめ込む、みたいな感じ。
終盤の従業員が辞めていく、なんてその最たるものですよね。
普通、長年務めていた場所が危ない時、待遇に不満があるからなんて理由で辞めたりしませんし。
仮にビジネスライクな考え方で辞めたとしても、その後に「旅館が好きだから」とか言って戻ってくるなんて出来ません。
話の展開だけを考えて、登場人物を人間として考えていないからそんな歪な行動を登場人物に取らせる事になる。
「不思議な魅力」なんてあやふやなもので何でもかんでも解決させようとするから、物語に説得力がなくなる。
ホント、酷い茶番劇でした^^;
と言っても、説得力とか考えずに見られる人は、それなりに楽しめたらしいですけどね。
うちの母親なんかはそれなりに楽しんでたみたいですし。
まぁ、「まるで漫画だね」と言っていた所から、話の展開が無茶苦茶というのは感じていたみたいですけどね(笑
とまぁそんな感じで。
ネットで見ても目に付くのは批判ばかりなのに、何故か視聴率は良かったどんと晴れでした。
・・・前回の「芋たこなんきん(だったかな?)」は私もかなり好きでしたし、ネットで感想を見る限り「面白かった」というのが殆どだったんですけど・・・
何故かこっちは視聴率が低かったんですよね。
ホント、不思議です(笑