初恋撫子 その2

えと・・・昨日の日記では短すぎと書いたんですけど。
それ、私の早とちりでした(笑
終盤だと思ったのですけど、それから3時間くらいプレイしてやっとルートクリアでした^^;
いや、だって・・・
真空の快進撃は続いていく
みたいなテキストがあって。
あ、ちなみに、このゲームは主人公の妻の座を賭け、4人のヒロインが戦うって話なんですけど。
昨日の日記の時点では真空が桔梗に1勝してまして。
その後、真空が悩みを解決する(実際は本当の意味での解決では無かったのですけど)というイベントがあって。
・・・そのイベントをこのシナリオの山場と勘違いしてしまったのですけど^^;
で、その後に快進撃というテキストがあったので、てっきりそのまま
えちシーン→エンディング
だと思ってしまって^^;
でも、やってみるとそれなりの長さがあって。
昨日の時点で真空をクリアして、今日は
桔梗→瑠璃→クー
とクリアしてしまいました^^;
んで、改行入れてネタバレ感想。










































































真空ルート
真空ルートに限らず他のルートもなんですけど、かなり面白かったです。
笑える会話も豊富にありますし、主人公&真空のイベントも結構用意されてます。
ただ・・・正直、終盤の内容は頭で理解できても共感はできないかなぁと思ってしまいました。
内容というか真空の葛藤、ですね。
真空は無茶苦茶強いって設定のキャラなんですけど。
本当は力なんか欲しくなくて、ただの女の子で居たいって思ってて。
でも、主人公を守るって事に、自分の力に意味を見出して。
そこまでは分かるのですけど・・・
終盤で、守るはずの主人公に逆に守られてしまって、力の意味を見失って・・・って話になるのですけど。
その辺の心理描写は結構入るので、理解は出来るのですけど・・・何となく、共感は出来ませんでした^^;
ただ、それを除くなら終盤の山場も含めてかなり楽しめました。


桔梗ルート
ナイスツンデレ(笑
いや、ツンデレではないかもしれませんけど(笑
とりあえず、真空ルートと同じくかなり楽しめました。
ってーかシナリオもキャラも、真空ルートよりも楽しめたかもしれません(笑
序盤から中盤にかけて、主人公と桔梗は結構ギスギスしてるんですけど。
先日までやってた春恋乙女とは違って主人公の心情も桔梗の心情もちゃんと書かれてるので、安心してプレイできたのですよね^^;
で、桔梗がデレデレになって(笑
その後の桔梗の豹変と、戦艦やら戦闘機まで使っての壮大な親子喧嘩(笑
(これは真空ルートも同じなのですけど)真空が指令務める部隊の隊長と、桔梗が指令を務める部隊の隊長のやり取りも含め、かなり楽しめました(笑


瑠璃ルート
面白いには面白かったです(笑
ただ、このルートに関しては終盤よりも序盤から中盤にかけて、仮面男(笑)が出てくるまでの方が楽しめた気がします。
・・・以上(マテ


クールート
本編ではなく、ある条件を満たすとメニューに出てくる「クー」を選ぶと入れるルート。
はっきりと見てなかったのでなんともいえないのですけど、おそらく瑠璃ルートクリアが条件かな?
で、最後の萌黄ルートをやる前にちょっとやってみようかなって思ったんですけど。
・・・2時間以上かかりました(笑
もっとも、2時間なんておまけとしては長いかも知れませんけど、本編としては短いのですけどね^^;
でも、クーというキャラ作りからシナリオまで、短いなりにしっかりと作られてました。
クーは元々、主人公が最期を看取った鳥、その後は主人公の守護精霊になっている精霊なんですけど。
ちなみに精霊と言っても、主人公と普通に会話をしたり、光になって主人公の周りを飛び回ったりするんですけど。
瑠璃ルートにおいてはそれなりに重要な役割を果たしますし。
で、その鳥精霊がひょんなことから人間になってしまって(笑
お約束の展開なんですけど(笑
その後、これまたお約束の展開で、これ以上人のままで居ると存在が消えてしまうって話になって。
最後はハッピーエンドかアンハッピーかちょっと分からなかったのですけど、ハッピーエンドで終わりました。
気に入ったのは・・・人間になった後、主人公とクーの日常を描くシーンが結構あったんですけど。
その間に1回か2回、未来というかこのルートの山場を暗示するテキストを一行入れてるんですよね。
幸せな日常→突然の危機
なゲームも多々ありますけど、私的には暗い未来を予想させる一行は結構重要だと思うわけで。
それが入った点、私好みのテキストだなぁ、と。
んで、終わり方に関しては、上記3ルートよりもクールートが一番気に入りました(笑
最終的には花嫁候補の四人ではなく、クーを嫁として選んだんですけど。


萌黄「お兄ちゃんの世界一可愛い妹の座は渡さない」
瑠璃「第一愛人」
真空「第二愛人」
桔梗「第三愛人。でもゆくゆくは正妻」


な会話がありまして(笑
良くある展開ではありますが、私は結構このオチが好きだったりします(笑


んで、萌黄を除いてのお気に入りシナリオ&キャラ。
シナリオ
桔梗>クー>真空≧瑠璃
キャラ
クー≧桔梗>>瑠璃>>真空


こんな感じ。
シナリオに関しては、正直、桔梗シナリオが一歩抜きん出ている以外はあまり大差なし。
そのシナリオも十分以上に楽しめました。
キャラに関しては・・・
クーはある意味反則。
小動物に弱い私には反則(笑
桔梗に関しては・・・キャラ自体も気に入ってますけど、そのキャラの魅せ方が良かったってのが大きいかも。
このライターさん、キャラを描くのがかなり上手い人みたいなんですよね。
桔梗が高飛車な性格であり理由もしっかり書いてますし、それ故に素直に謝れないって事も描いてますし。
・・うん、キャラ自体より魅せ方にやられたって感じですね。
で、瑠璃姉。
天然ボケにやられました(笑
次にボケるな、と分かっていても実際にボケられると笑ってしまいました(笑
最後に真空。
イマイチインパクトに欠けました^^;
他の二人に比べて、過去が弱いというか。
桔梗なら子供の頃の思い出と、(主人公は気付いてないっぽいですが)大人になって主人公に命を助けられた出来事。
(助けられた、に関してはアッサリと流されてましたけど、その辺は1シーンとして描いて欲しかったかも)
瑠璃姉に関しては「魔法の言葉」。
真空にも過去の約束ってのがあるにはあるのですが・・・強くなって守る、ってのはありきたりすぎてちょっとインパクトに欠けるのですよね^^;
で、真空自体も武闘派ってイメージが強すぎて。
他のキャラには劣るかも、って感じです。


とまぁ、そんな感じ。
昨日の日記を書いた時点では正直ダメダメだと思いましたけど。
そう思ってしまったから余計にそう感じるのかも知れませんが、予想以上に面白いゲームです。
今日はもう時間が無いので終わりますが、明日に最後の萌黄ルートをプレイして、おまけの千鶴ルートもプレイしてみる予定。