邪眼は月輪に飛ぶ

全一巻、つまらないから打ち切りになったのではなく、元々1巻で収める内容で描いたマンガのようです。
いや、この内容が打ち切られるわけ無いから。
1巻という短い連載ですから、「うしとら」や「からくり」みたいな成長モノの要素はありませんけど。
それでもやはりというべきか、流石に面白かったです。
その眼で見られた生き物は全て死んでしまうという、邪眼を持つフクロウと、老狩人・鵜平のお話。
それに、老狩人の娘で巫女の輪と、CIAのエージェント・ケビン、デルタフォースのマイクが絡んで・・・
東京を壊滅させた(笑)フクロウに挑む、って内容ですね。
フクロウと鵜平の因縁。
鵜平と輪の確執。
ケビンの過去と、鵜平とマイクの友情(笑)。
ただの戦闘モノにせず、色々絡めて描く辺りはほんとにこの作者さんらしいと思いました。
ラストの終わり方も、また違う話に続きそうな感じでちょっと期待でした。

いじょ。