真k・・・小夜音ルートクリア

小夜音ルート、クリア。
ん・・・多分、一つの大きな話があって、他は最後に至る道筋を変える、って展開っぽいです。
そうでないと、スケールが合わなくなってしまいますからね。
もちと詳しく言うと、小夜音ルートの話はかなりスケールが大きな話なので、それと同等のスケールの話はそうそう書けないって事です。
閑話休題
ネタバレなので行間開けます。




























































真紅様ラヴ(トマレ
正直、完全なハッピーエンドとは言い難い終わり方でした(素に戻った(笑
世界は救われ、殆どの仲間は生き残れた。
でも結局、信綱はもとより、ひかりも、最後に敵に回った観影も死んでしまった(信綱とひかりに関してはそう言っていいのか微妙ですが)
そのうえ、小夜音は先の短い命のまま。
世界の先を変える力、言ってみれば奇跡を起こすシステムなら、信綱も観影もひかりも生き返らせ、小夜音の病気も治してしまうくらいのご都合主義でよかったかも、とか思ってしまいます(笑)
そういった意味でも、どこか陰の残るあえかなるの終わり方と似てると思ってしまうのですよね^^;
でも・・・今、HPを確認したんですけどやっぱりシナリオには嵩夜あやさんの名前しか載ってないのですよねぇ・・・
やるきばこに入っていたこの方のショートストーリーは途中までやってますので、こういった内容、非現実的な話を書かれてもおかしくはないのですけど・・・
・・・まぁ、細かいことですね^^;
で、全体的な感想。
まず、全体的なストーリーに関して。
私自身が異界の神々とかの話、言ってみるならばラブクラフトの世界が好きな人間なので、かなり楽しめました。
・・・いや、正確に言うなら、ラブクラフトの世界では無いのですけど。
世間一般に言うのならラブクラフトの世界で合っていると思うのですけど、ね。
なぜかって言いますと、色々と調べてみたのですが。
ラブクラフトの描いていた”恐怖”って言うのは、”未知のモノ”に対する恐怖だったみたいなんです。
それだけ書くと”異界のモノ”だから未知なのでは?って感じになってしまいますけど。
未知は知られていないからこその未知であり、形容されて意味を持ってしまった時点で未知ではないのです。
たとえばダゴン
水の邪神、って言われている時点で、既に未知ではなくなってしまっています。
水という属性が付与されてしまっていますからね。
その時点で、ラブクラフトの世界ではなくなってしまっている。
・・・・・・・・話がそれまくってる(笑)
結論から言ってしまうと、ラブクラフトの描く恐怖は狂気に似た世界、ってイメージを受けました。
丁度、デモベのBadEnd(だったのかな?)
私的には、あんなイメージを受けました。
で、それは置いておいて。
世界観的に話の展開的にも、私には十分に満足できる出来でした。
ただ、幾つかぼやかしてあると言うか謎が残っている点が不満です。
・蔵人に送られた白紙の手紙の送り主
・ひかりが望んでシステムに取り込まれた理由&Nがひかりを妹と呼んだ理由
・何故、小夜音の中の人は会長さんの中の人ではなかったのか?
特に三つ目が不満です。
ええ、大いに不満です。
周りから蔵人との事を突っ込まれて慌てふためくなんてまさに会長さんの役どころじゃないですか!!
・・・冗談ですので(笑)
まぁ、上記二つがちょっと分からないかな?って事です。
手紙の送り主、システムに取り込まれたひかりが、自分の分身を使って届けた可能性もありますし。
信綱が送った可能性もありますし。
あ、ついでに言うなら、ひかりが主人公の下にやってきた理由も分かりませんでしたし。
それに関しては、機械の説明等、かなり飛ばしたのでその辺で説明されているのかも知れませんけど。
で、次に、ひかりがシステムと一体化した理由。
世界を救うためって言うのは分かってます。
けど、そうすることで世界を救えると何故分かったのかって言うのが分かりません^^;
それに、ひかりの存在って意味があったのかもちょっと微妙ですし^^;
結局、全ては信綱の手の上で踊らされていたようなものですからね。
システムとひかりが一体化していなかったとしても、蔵人は学園に着たでしょうし。
・・・謎です^^;
で、次にキャラ。
文句なしに楽しい奴らです(笑)
途中、一度ですがキャラメルボックスではお約束(?)なやり取りがありましたし。
信綱と圭による
圭「(何がしかの会話)わたくし、小夜音」
信綱「(同上)おれ、蔵人」
が(笑)
それに、各キャラもそれぞれに個性があって楽しめました。
楽しめた、と言う意味では六花が一番かも。
佐本さんの真骨頂(?)マシンガントークも至るところで炸裂してましたし(笑)


ま、何はともあれ楽しめました。
今日はもう無理ですが、時間をかけて全キャラクリアしてみます。