この大空に、翼をひろげて コンプリート

コンプリートしたので全体の感想。
の前に。
あげはルートにてモーニングロードに向けてフライトした時。
あげはが何かを言っているCGがあるのですけど・・・
あれ、おかしい気がする^^;
4文字の言葉ですけど、あの口の形だと母音は「あいうお」。
あのシーンで言うべき台詞、その母音で言える台詞が思い浮かばないのですよね。
で、それはさておき、感想。
攻略対象は天音、小鳥、あげは、双子の4キャラ(双子は二人で1キャラ扱い(笑))
うち、ストーリーは・・・展開を考えるに2ルート。
天音ルートとそれ以外のヒロインのルート。
天音ルートでのみ、共通ルートでも描かれていた過去の出来事の真相が明かされますので、天音ルートがTrue、それ以外がサブルートという位置付けなのかな、と。
もっとも、サブルートといっても内容は充実していますし、キッチリと完結しているのでTrutと比べて劣ると言うわけではなく。
むしろ、1年目の夏が終わった後の展開については、天音ルートよりそれ以外のルートのほうが盛り上がるとすら思えます。
んで、全体の感想ですけど・・・面白かった。
Pulltopのゲームで面白かったゲームと言えば、私としてはかにしのの本校ルートが一番だと思ってますけど。
あのゲームはストーリーの良さもありますけど、それ以上にキャラを描くことを主にしていたから良かったのですよね。
あのキャラがあったから出来上がったストーリーと言いますか。
どのルートもキャラの過去があったうえで成り立ち、現在のキャラが居るから進むって感じだったのですよね。
それと違って今回のは・・・正直キャラという面ではかにしのには遠く及ばず。
トライオンと比べても、トライオンのキャラの方が個人的には好きな感じだったり。
でも、純粋にストーリーを楽しむって意味では、かにしのに負けず劣らず楽しめる内容になってました。
目指して、挫折して、諦めずにまた目指して。
ある意味、少年漫画の王道のようなストーリー(笑
あえて優劣をつけるなら、かにしのよりもこの大空にの方が好きかも知れません。
それくらいに楽しめる内容になってました。
その上で不満点を上げるなら・・・
主人公がグライダー関わるようになった理由が少し弱いんじゃないかなぁ、と。
小鳥の場合、歩けないから飛ぶ事に憧れるってのは分かります。
あげはの場合も、主人公が居て、何より小鳥達が本気で取り組んでいたから関わったって言うのも分かります。
けど、主人公に関しては・・・天音が一生懸命だったから、ってのが一番の理由ですよね^^;
正直、ちょっと弱いんじゃないかなぁ、と。
まぁ、怪我で自転車を諦める事になったって背景があるので、納得できるような理由付けをするのは難しいと思いますけど。
それならばむしろ、最初は何となく取り組ませて徐々に深みに嵌るような展開でも良かったんじゃないかなぁ、と。
入部当初から会長(当時は副会長)に啖呵を切るような勢いではなく、ね。
それ以外ですと・・・
ライターが二人だからでしょうか。
ルートによってキャラの性格が結構違うような気がするのですよね。
あげはルート以外はそれなりに同じ性格だったのですけど、あげはルートがどうも^^;
大活躍のほたるはもとより、双子も違和感ある台詞がチラホラありましたし、天音の行動でも???と思ってしまうのがありましたし。
唯一ぶれてなかったのが飛岡くらいでしょうか(笑
そんな感じ。