神隠し殺人・裁判

たまにはマトモな話も、って事で、先週色々と話題になっていた神隠し殺人の裁判について。
マンションの最上階に住んでいた姉妹の、妹が行方不明になって。
同じ階の男が逮捕された事件ですね。
その事件の裁判の様子がネットのニュースで詳しく書かれていたので見てみたんですけど。
あー、予め言っておきますと、私はこの事件の犯人に同情する気は全くありません。
性奴隷にしようとした?
保身の為に殺した?
こんな奴は生きたままサメにでも喰わせてやれば良い。
そんな風に考えてます。
その事を踏まえて。
なんていうか・・・裁判のやり方を見直した方が良いんじゃないかなぁ、と思ってしまいました。
殺害に至った動機、殺害方法、死体をどうしたか。
その辺を明らかにするのは当たり前だと思います。
そうしないと量刑を決められないですからね。
でも・・・被害者を解体する時、何処から解体したかとか。
上手く解体できなかった理由とか。
その時どうしたか、とか。
遺族である被害者と同居している姉が証言する時。
マンションに戻って妹がいないと分かった時どう思ったかとか。
どれだけ妹と仲が良かったかとか。
・・・裁判ってこんな無駄な事をする場所だったのでしょうか。
解体をしている時にどう思ったかなんて量刑に関係しない。
何処から解体したとかも同じ。
必要な情報は、保身の為に遺体を解体してゴミのように捨てたって事だけで十分なのに。
遺族の心境についても同じ。
遺族がどれだけ悲しんでいようと、その事を量刑に反映させてはならない。
反映させてしまったら、刑を決める基準が曖昧になってしまいますからね。
そのはずなのに・・・
私には今回の裁判がお涙頂戴の茶番劇にしか見えませんでした。
裁判員制度に向けた分かりやすい裁判のテストケースとして、って事らしいですけど。
こんな感情に訴えるような裁判のやり方、私には到底、テストケースになるとは思えませんでした。
そんな感じ。
つーか、遺族が傍聴している裁判で、目を抉った時の事とか筋肉に引っかかって切れなかったとか。
そこまで細かく状況を話させる必要ってあったんですかね?
裁判のあり方とかもそうですけど、裁判の流れを考えた人間の神経も疑ってしまいます。
・・・寝不足で頭が働かないのでこの辺で^^;