ドラクリウス

えっと・・・ある意味ネタバレ山盛りになるかも知れないので行間開けます。




















































































プレイして30分くらいの時点では、ぶっちゃけTypeMoonの劣化コピーかなぁ、とか思ってしまってました^^;
吸血鬼モノで、なんとなくそれっぽい雰囲気を出して。
何より、リカの立ち絵で少し横向いて俯いてる奴がFateのセーバーとそっくりだったので。
昔やったアヤカシみたいな、ライターの自己満足作品かなぁ、とか^^;
や、あっちも劣化コピーな印象を受けたので。
でも、2時間くらい進めた時点で、なーんか違和感・・・と言いますか、見覚えがあるなぁと思ったんですよね。
TypeMoonのゲーム以外で、このゲームと同じ雰囲気の作品をやった記憶があるなぁ、と。
で、ふと考えてみると、リカとゼノと修。
実際にはチビメイド(笑)もそうだったんですけど。
この組み合わせに覚えがあるなーと。
特に修。
で、その時点でとあるゲームが思い浮かんだんですけど。
特に気にせず続けてましたら・・・どう考えても、会話のノリとかが一緒なんですよね。
潤の相手を怒らせて楽しんでいるようなノリとか。
んで、気になって調べてみたら・・・やっぱりひめしょと同じライターさんでした(笑)
ま、それはさておき。
最初、リアンルートをクリアした時は、ぶっちゃけあんま面白くないなぁ、って感じでした。
会話のノリはそこそこ楽しいものの、終わり方は唐突で。
結局、謎の女(名前忘れた(笑))が暴走していて、それを捕らえて終わり、って感じでしたから。
なものですから、Trueの方もアッサリ終わるんだろうなぁ、とか考えてましたら。
とんでもなく長かったです(笑
総プレイ時間・・・15時間くらい?
・・・そう考えると大した時間でもないか(笑
でも、中盤から終盤にかけては、一気にプレイしてしまえるだけの面白さがありました。
展開の先が読めない面白さってヤツですね。
操がさらわれたと思ったら、敵の幹部(?)の一人がワクチンもって逃げ出したって話が絡んできて。
実は操が敵の親玉の娘で、しかも吸血鬼であったり。
そのうえ、潤の父親が復活してみたり。
なんつーか、殆ど複線の無いままノンストップで走らされたって感じでした^^;
何はともあれ、かなり楽しめました。
と言っても、勢いで誤魔化されてしまいますが結構アラはありましたけどね^^;
最初、主人公が爆発に巻き込まれたとき。
再構成されただけなのにも関わらず、一日前に時間が戻っているって内容になったまま、その説明がされていなかったり。
たまに、潤の本性(?)が発揮されるシーンで目のCGが出てましたけど、あれもなんか設定だけ作ってほったらかしにされたような感じがしますし。
私はてっきり、潤の中には吸血鬼以外のモノも混じっていて、母親が呪いをしていたのもそっちを封じるため、とか思ってましたよ。
つーか、潤の父親が最後に出てくるってのは予想できてましたから、VS親父戦でその設定が生きてくるものだとばかり。
だって巨大化ですよ?
人間を頭から丸呑みですよ?
何処の世界に巨大化して人を丸呑みするきゅーけつきが居るのか、って感じですよ(笑
でも実際は、その辺のことはノータッチで。
VS親父戦でも、潤よりもはるかに強いはずの父親・・・
潤が持っている能力は6つ位なのに対して父親は数千持っていて。
しかも、潤の能力は全部父親の能力とダブっていて。
その上、単純な戦闘力も父親のほうが遥かに高いって感じだったので。
謎の女(笑)の介入があったとはいえ、その父親にアッサリと勝ってしまって。
内容に勢いがあっても、あのアッサリ感はちょっと頂けないって感じでした^^;
でもまぁ、その辺を気にしなければ、十分に楽しめる内容でした。
・・・まぁ、実は操の書いたラノベの話で、所々誇張して書かれている、ってオチは正直アレでしたが。
まさか、物語を描く上で禁じ手といわれている夢オチお話オチにするとは思ってませんでしたからね。
何のためにそんな設定にしたのか、どんな意味があるのかがサッパリ分かりません^^;
もっとも、そのラストの騒がしい家族のやりとりで、そのオチは無かったことにしてしまいましたけどね私的には(笑


そんなわけで、思っていた以上に楽しめたドラクリウスでした。
・・・あ・・・このゲーム、ライターさんはひめしょの人プラスアルファみたいですね。
だから変なアラが出てきてしまったのかも。