メイドさんと大きな剣

コンプリしました。
・・・・・どう評価すれば良いでしょうか。
お手軽に馬鹿っぽいエロゲをやりたいという事でしたら、結構お勧めかもしれません。
シナリオで色々と問題・・・というか矛盾とか首を傾げてしまう流れとかもチラホラありますけど。
例えば、そのルートに置いては交わされていないはずの会話が交わされていたり。
例えば、棗ルートのエッチシーンで、そのルートではただの主人とメイドの関係であるはずの咲夜が絡んできたり。
攻略ヒロインを選択する場面で、メイドの意思とか全く確認せずに、自信満々にそのうちの誰かとくっ付くと思っている主人公が痛かったり(笑)
まぁ、そういった場面はありますが、テキストも軽い感じでアッサリ読めますし、所々でそれなりに笑えるところもあるので、それなりに楽しめました。
でも、剣という事を主体に考えてしまうと・・・
正直、剣というアイテムは殆ど生かせていなかったかなぁ、と。
それに関しては、私の中で「剣=戦闘」ってイメージがあったからなんですけど。
とまぁ、そんな感じです。
あ、ついでに。
このゲームの中で「関羽雲長」って何度も出てきたのですけど・・・
正確に三国志を語るなら、これは間違いです(笑)
この名前を分けると
関:姓
羽:名
雲長・字
となるのですけど、中国では姓名字をくっつけて書く事はありません。
それと、名で呼ぶ事も殆どありません。
特定の場合・・・どんな場合でしたっけ?(笑)
では名で呼ぶ事もあったそうですけど、普段に名で呼ぶと失礼に当たるとか何とか。
ですから、通ぶって(笑)言うときは「関雲長」、もしくは「関羽」と書くのがグット(笑)
(姓と名、もしくは姓と字ですね)
更に言うなら、役職があった場合は役職名をつけて呼ぶのが普通だったみたいです。
関将軍とか。
丞相時代の孔明でしたら、諸葛丞相とか。
毛沢東を毛主席と呼ぶのと同じ感覚でしょうね。
ちなみに私の場合関羽は「髭のおっさん」と脳内変換されます(笑)
んで、これは私もはっきりとはわからないのですけど・・・
関帝と奉られてますけど、これは尊敬されていたから、って理由だけではないかも。
藤原道真を天神様として奉ったのと同じように、祟りを恐れて神として奉ったんじゃないかな、とか思ってたりします。


いじょ。