サッカー

ワールドカップ、日本は予想通りブラジルに負けてしまいましたね。
でも、結構以外でした。
私は1点も取れないと思ってましたから^^;
そういった意味では結構頑張ったのかな、と。
・・・ただね。
日本の頑張ったって言うのは、あくまでお遊戯レベルの頑張った、だと思うんですよ。
仲良しグループのお遊戯。
ぶっちゃけ、考え甘いんじゃないかなぁ、って。
もちろん、出場してるのは選手たちであって私ではないのですから、どう考えて試合しようと彼らの自由なんですけどね。
ただ、見ていてもっと伝わってくるものがあれば良かったなぁ、と。
・・・そういった意味では、本当の意味でワールドカップを”戦っている”と思えたのって川口と中田くらいでした。
場違いだと思ったのは柳沢でしたが(笑)
「急に来たから」
もう名言ですね(笑)
それ見た時爆笑してしまいましたもの。
だって、サッカーって言うのはボールを受け取ってゴールに入れる球技でしょ?
それなのに、ボールが来たから驚いたって・・・
いや、本気で笑かしてもらいました。
それ以上に呆れましたけど。


んで。
日本が敗退して、ジーコが監督を辞めたわけですが。
今後、恐らくは日本を離れて海外のチームで監督とかやると思うのですが。
本当にお疲れ様でした、って感じです。
正直言えば、ジーコに監督としての能力があったのか、ちょっと疑問です。
選手の起用に関しても、結果だけ言ってしまえば点を取れた玉田を使わずに「急に来たから」誰が蹴っても入るようなシュートをミスった柳沢を使い続けていましたし。
戦術に関しても、1点取って守りに入っているのか攻め続けているのか、いまいち分からない感じでしたし。
でもね。
日本サッカーにもっとも貢献した外国人を挙げろ、といわれれば、それって間違いなくジーコのはずなのですよ。
今から10年以上前。
Jリーグが発足する前。
その頃の日本のサッカーは・・・なんていうか凄かったですから。
とりあえず前に蹴れ。
みんなでそれを追いかけろ。
そんな感じ?
とてもじゃないですけど戦術とかそういうのがあるとは思えない感じでしたし。
そんな状態の時、日本のLvを上げようとJリーグが始まって。
そして何故かジーコが日本に来て。
私、そのニュースを見た時、最初は冗談かと思いましたもの(笑)
だってジーコって言えば、少しでもサッカー知ってたら誰でも知ってるようなスタープレイヤーでしたから。
特別サッカーが好きってワケじゃなかった私ですら、ペレとマラドーナジーコの名前は知ってたくらいですからね。
そんなプレイヤーが、いくら全盛期を過ぎて本場でサッカーをするのが辛くなったとはいえ、向こうから見ればお子様レベルの日本に来てサッカーするなんて。
普通に考えればありえませんから。
だって、ブラジルとかで現役で出来なくなったとしても、コーチとかのスタッフとしてなら引く手あまただったはずですから。
つーか選手としても、ジーコを必要としてるクラブは幾らでもあったはずですし。
それなのに日本で現役最後の時間を過ごす、って・・・
そんな感じでジーコが来て。
衰えたとはいえ、世界でもトップレベルのプレイを日本の選手は目の当たりにする事が出来て。
それってかなり大きな事だと思うんですよね。
それ以上に大きかったのは、プロとしての意識を回りに植付けた事だと思いますけどね。
それに・・・日本には結構たくさんの外国人プレイヤーが来るようになりましたけど。
それだって、ジーコが日本にいるから、って言うのがかなり大きかったと思うのですよ。
上にも書きましたけど、当時の日本なんてワールドカップどころか予選すら通ることの出来ない弱小国だったのですから。
普通ならそんな国に来てサッカーしようなんて思いませんもの。
(金銭的なことでくる可能性はありましたけどね)
それなのに、元ブラジル代表だのその他の国の代表だの。
普通じゃ考えられないような選手がわんさか日本に来て。
(うち何割かは金目当てのどうしようもないのでしたけどね)
そんな選手たちと一緒にプレーして。
その期間があったからこその今の日本だと思うのですよ。
・・・眠いので思考が纏まらない(笑)
そんなわけで(笑)
私的にはジーコの存在は日本サッカーの歴史に無くてはならないものだったと思ってたりします。